自分にとっての、自分をよろこばせる習慣というのは、実は難しい。

なぜなら自己理解するところからはじめなければいけないため。

個人的に、少しずつ自己理解をしながら、自分にとっての「今日の終わり方をよりよくプロデュースする」方法を考えてみました。

 

私にとっての「悦になりやすい状態」の基本

私にとっての「悦る環境・悦る空間」とは、

静かで、管理されすぎていなくて、
思考が“内側に向かってほどけていく場所”

しかもそれは、ラグジュアリーでも、整いすぎたミニマルでもない。

結構難しいさじ加減な気がしています。

悦るときに起きている状態

私が本当に悦っているとき、共通しているのはこの状態のような気がしています。

  • 誰かの期待に応えなくていい

  • 成果や役割から一時的に離れている

  • 「ちゃんとしなきゃ」という緊張が抜けている

  • 思考が評価モードに入っていない

要は、“役割”である自分を、いったん降りている状態

なのかなと。

悦る環境①|音が「情報」になっていない

私の場合ですが、音を「刺激」ではなく情報として受け取っている部分があります

なので、

  • テレビの音

  • 会話が飛び交う空間

  • 意味のある音楽(歌詞が強い曲)

があると、無意識に感覚スイッチが入っているように感じます。

悦る環境にある音は、

  • 風の音

  • 遠くの車の走行音

  • カフェのざわめき(言葉が聞き取れないレベル)

意味を解釈しなくていい音、ほどよい雑音が

私にとっての「ちょうど良さ」なのかもと思い当たります。


悦る環境②|視界が「完成していない」

整っている方が良い部分もありつつ、かといって完璧に整った空間だとリラックスできないような。

多分、少し余白や未完成さがある場所のほうが合うような気がしています。

たとえば、

  • 本が数冊、無造作に置いてある

  • 紙やノートが視界に入る

  • 植物がきっちり配置されていない

「整えられる余地」があることで、自分の感覚とか思考が悦に入るような。

完成度が高すぎると、逆に“外側の美”に引っ張られて緊張しいになるような。

ホテルの空間も良いけれども、そこには自分の荷物という、ちょっとした「乱れ」がないと落ち着かないような感覚かもしれません。


悦る環境③|光が「指示してこない」

私にとっての光は、起こされるためのものではなく、機能以外のときめくもの

  • 朝〜午前:斜めから入る自然光

  • 昼:直射を避けたやわらかい明るさ

  • 夜:影が残る間接照明

とはいえ、影がゼロの空間は、思考を緊張させます。

程よい明るさで影がある=安心して考えられる

ような気がしています。


悦る環境④|「選択肢が少ない」

悦っているときの自分は「選択することがない」はかなり大事な気がします。

  • 何を着るか

  • 何を飲むか

  • どこに座るか

といった、定番・定位置がほぼ決まっています。

なので、悦る空間には、

  • 定位置の椅子

  • いつものマグ

  • 触ると落ち着く素材(紙・布・木)

迷わなくていい要素が揃っていることが肝心な気がします。

逆にいえば、今現在は「悦になるためだけの空間」というのがないので、作れば良いのかもしれません。


悦る環境⑤|言葉が「出てもいいし、出なくてもいい」

私の仕事に欠かさないのが、「言葉」と「デザイン」です。

なので「言葉を出さなきゃいけない」といった空間では悦れないのかもしれません

  • 書いてもいい

  • 書かなくてもいい

  • 考えがまとまらなくてもいい

この自由度があるとき、逆に言葉は自然に出てくることがあるように感じます。

こうしてデスクに向き合ってキーボードを打ち込んでいるときにも、ある程度、言葉やデザインが振ってくることはありますが

どちらかといえば、シャンプーをしている時だったり、ぼーっとしている時、ドライブしている時にも振ってくることが多いように思います。

自分の「悦る環境」「悦る空間」の正体

自分にとっての「悦る環境・悦る空間」は、

自分を整えなくても、勝手に整ってしまう場所

が理想の形!

  • 静かだけど、無音ではない

  • 美しいけど、完成していない

  • 自由だけど、散らかっていない

“思考が、自分の内側に戻ってくる空間”

と、まとめてみて思ったのが、「その環境って、繊細すぎて、自分で作るの難しいのでは?」って感じたりもします。

自分用|悦に入る“きょうの終わり方”プロデュース

① 今日を「言葉にしない」と決める

まず、ここが一番大事です。

  • 反省しない

  • 意味づけしない

  • 投稿やメモにしない

割と言葉にして整えてしまおうとするけれども、一日の終わり方の直前では、あえて言語化をしないことに。


② 体に「もう編集しなくていい」と伝える

フリーランスで在宅のため、ついつい、どうしても、いつまでもやろうと思えばできてしまうので、

  • 温かい飲み物を、味を考えずに飲む

  • 服を一枚、ゆっくり脱ぐ

  • 肩や首に手を当てて、何も考えずに呼吸する

こうした、気持ちじゃなく、体から先に終わらせる、なにか儀式的な、ルーティーンを一つ組み込むこと

切替が大事な気がしています。


③ 胸式でも腹式でもない「夜の呼吸」を一度だけ

夜は整えるとか整えないとか関係なく、呼吸をする意識が眠りやすいのかもしれないです。

  • 鼻から自然に吸って

  • 口から、少し長めに吐く

回数は1回だけでもいいからやってみる

「整えよう」とか考えず、管理にならず、ため息に近い感じで、体の力をちょっと抜いてみようかなくらいの感覚。

呼吸に意識するのは割とアリと思っています。


④ 今日を“閉じる合図”をひとつ決める

毎日同じにする、自分に対するスイッチのようなもの

  • カーテンを閉める

  • 照明を一段落とす

  • マグを流しに置く

  • PCの電源を落とす

「はい、ここまで」という合図。

この行為があると、特に仕事に関する思考の切替がしやすいかもしれないとも。


⑤ 「きょうも、悪くなかった」で終える

私は本当にネガティブで自己肯定感が低い人間。

だから「今日は一日最高だった」とかを呟くと、きっと違和感でしかなく、逆に反省モードに入りがちになるような性分と自負しています。

なので、

良かった、でもない。
頑張った、でもない。

「きょうも、悪くなかった。」

この曖昧さのほうが、気兼ね無く、過ごせる気がする。

具体的な行動|「悦に入る状態」で一日を終える方法

STEP1|“もう考えないゾーン”に入る合図(1分)

脳と体に終業通知を出す作業。

どれか一つだけを行うことに。

  • PCの電源を落とす

  • スマホを伏せて置く

  • デスクのライトを消す

目的:「今日はここまで」と外側の世界を遮断すること。片づけはしない。閉じるだけ。


STEP2|体を一か所だけゆるめる(1分)

全身は触らない。一か所だけ

おすすめ順:

  1. 鎖骨の下に手を当てる

  2. 首の後ろに手を添える

  3. みぞおちに手を置く

そのまま10秒止まる
何も考えない。評価もしない。

目的:「立場的な仕事は退勤しましたー!」と体に伝える。


STEP3|呼吸を“1回だけ”(10秒)

やりすぎ禁止です。

  • 鼻から自然に吸う

  • 口から、少し長めに吐く

  • 1回だけで終わりでOK

吐くときに、心の中で一言だけ。

今日は、ここまで。

目的:整えない・深めない・改善しない。あるがままの感じ。


STEP4|悦に入る動作を1つだけ(2〜3分)

「気持ちよくなる」じゃなく、考えなくて済む動作をする。

  • 温かい飲み物を一口ずつ飲む

  • 服を一枚、ゆっくり脱ぐ

  • カーテンを閉める

  • 照明を一段落とす

※ 音楽・動画は不要。
※ SNSは見ない。

👉 目的:今日を身体的に閉じる


STEP5|言葉はこれだけで終わる(5秒)

振り返らない。反省しない。

声に出さなくていいので、心の中でこれだけ。

きょうも、悪くなかった。

目的:評価を保留したまま、悦に入る。

ここまでで所要時間は5分~7分程度。

自分をオフにする時や、夜寝る直前の儀式の一つとして、取り入れていこうかなと思います。