「いつかやりたい」
「そのうち挑戦したい」

そう思っていることは、誰にでもあるものです。

けれど「いつか」は、
放っておくと遠ざかる言葉のようにも感じます。

一方で、
「いつか」は本当に、
ある日、現実になることもあります。

その違いは、
行動との距離にあるのかもしれません。

書籍「自分をよろこばせる習慣」の内容がすごくしっくり来ました。


行動には、段階があるという考え方

書籍の中で、
人の行動には段階があると紹介されていました。

それが次の4つです。

  1. 不言不実行

  2. 有言不実行

  3. 有言実行

  4. 不言実行

この流れは、
「できる人」と「できない人」の違いではなく、誰もが通るプロセスだとされています。


不言不実行 ― まだ何も始まっていない段階

最初の段階は、不言不実行。

思ってもいないし、
口にも出していないし、
当然、行動もしていない状態です。

ここではまだ「いつか」は生まれていません。


有言不実行 ― 口に出した時点で前進している

次の段階は、有言不実行。

やりたいことを口にするけれど、
まだ行動には移せていない状態です。

一見すると、
「言うだけでやらない」と思われがちですが、
実はここが大きな一歩です。

言葉にした時点で、
頭の中の願いが、外に出ています。

「いつか」は、
ここで形を持ち始めます。


有言実行 ― 言ったことをやる

さらに進むと、有言実行。

言ったことを、実際にやる段階です。

周囲から見れば、
「行動力がある人」と映ります。

けれど、
この段階に至るまでには、
有言不実行の時間があることも少なくありません。


不言実行 ― 静かに積み重ねる

最後が、不言実行。

もう宣言する必要がなく、
淡々とやっている状態です。

やることが当たり前になり、
周囲にアピールしなくても、
自然に積み重なっていきます。

この段階にいる人を見ると、
「最初からできた人」のように感じますが、
実際には、
すべての段階を通ってきていることが多いのです。


「いつか」は、段階を踏んで近づく

「いつかやりたい」と言えるのは、
すでに有言不実行の段階にいるということです。

それは、
ゼロではありません。

すぐにできなくても、
言葉にしているうちに、
少しずつ意識が向き、
行動のきっかけが増えていきます。

「いつか」は、
突然やってくるのではなく、
段階を経て近づいてくるものなのかもしれません。


まとめ

不言不実行 → 有言不実行 → 有言実行 → 不言実行。

この流れは、
優劣ではなく、プロセスです。

「いつか」と言っている自分を、
責める必要はありません。

言葉にしている時点で、
もう動き始めています。

「いつか、いつか」は、
何もしなければ遠ざかりますが、
言葉にし続ければ、
いつか本当にやってきます。