アフォメーションとは?
アフォメーション(Affirmation)とは、
意識的に使う「肯定的な言葉」によって、
自分の思考や行動の前提を書き換えていく方法のことです。
日本語ではよく
「自己肯定の言葉」
「前向きな言葉がけ」
などと説明されますが、
本質はそこではありません。
アフォメーションの本質は「脳の前提づくり」
人は、
-
事実そのもの
-
出来事そのもの
ではなく、
それをどう解釈しているかで行動します。
アフォメーションは、
この「解釈のクセ」「思考の初期設定」を
言葉によって整える方法です。
つまり、
自分が世界を見る“前提”を、
言葉でそっと置き換える行為
これが、アフォメーション。
ポジティブ思考との違い
よく混同されますが、
アフォメーションとポジティブ思考は別物です。
ポジティブ思考
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無理に前向きになろうとする
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ネガティブを否定する
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気分を上げることが目的
アフォメーション
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今の状態を否定しない
-
感情を消そうとしない
-
行動の“選択肢”を変える
アフォメーションは、
気分操作ではありません。
なぜ言葉が効くのか
脳は、
-
何度も触れる言葉
-
自分が使っている言葉
を、
事実かどうかに関係なく「前提」として採用します。
たとえば、
-
「私はまだ足りない」
-
「どうせうまくいかない」
という言葉を日常的に使っていれば、
脳はその前提に沿った判断をします。
アフォメーションは、
この無意識の前提に、
別の選択肢を置く行為です。
アフォメーションは「信じ込ませる」ものではない
ここが、とても大事です。
アフォメーションは、
-
嘘を信じ込ませる
-
理想の自分を演じる
ためのものではありません。
むしろ、
今の自分でも受け入れられる言葉を置く
これが正解。
違和感の強い言葉は、
脳が拒否します。
アフォメーションの代表的な例
一般的によく使われるのは、こんな言葉です。
-
私は豊かだ
-
私は愛されている
-
私は成功している
ただし、
これが合う人と合わない人がいます。
感受性が高く、言葉に敏感な人ほど、
断言系の言葉は逆効果になりやすい。
アフォメーションの使い方は、人によって違う
アフォメーションに「正解の言葉」はありません。
大切なのは、
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気分が上がるか
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嘘っぽくないか
-
力が抜けるか
この感覚。
言葉を使ったあとに、
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呼吸が浅くなる → 合っていない
-
肩の力が抜ける → 合っている
これが、かなり正確な判断基準です。
私の場合のアフォメーション
先述のとおり、私にとっては、断言系の強い言葉は性に合ってないように感じています。
それなら、自分が言われて嬉しい言葉をアフォメーション用に変換してまとめてみました。
思考・感覚を信頼する言葉
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私は、見えないところまでちゃんと考えている
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言葉になる前の感覚も、私は大事にできている
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全部説明しなくてもいい場所に、私は立っている
安心感・信頼の位置を確認する言葉
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私は、安心感のある状態でここにいる
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今の私は、聞きたくなる位置にいる
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私は、委ねられても崩れない
「らしさ」と安定を思い出す言葉
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私は、私らしい状態に戻っている
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私は、ちゃんと戻る場所を知っている
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力を抜いても、私の深さは失われない
今の自分をそのまま許可する言葉
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私は、無理していないかを自分で見られている
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静かな私も、ちゃんと私だ
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今のままで、今日は十分
悦に入るための言葉
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私は、今この状態を楽しんでいる
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今、私はいい状態にいる
-
私は、ちゃんと悦ってる(楽しんでいる)
- 私は、なんだかんだ幸せにしている
最小・最終確認の言葉
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私は、ちゃんとここにいる
まとめ
アフォメーションとは、
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自分を洗脳する言葉でもなく
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無理に前向きになる魔法でもなく
自分の思考と行動の“土台”を、
静かに整えるための言葉の使い方
そして、
誰かの成功例をそのまま使う必要はありません。
自分の感覚に合う言葉だけが、
本当に効くアフォメーションです。